もし車を買うのなら、新車か中古車か迷うところですが、一般の人なら、そう車の善し悪し、とくに中古車の善し悪しは分かりづらいと思います。もし新車で購入して、大事に乗ってすぐに売りに出したとしても、自分が思っているほど買い取り価格が伸びないこともあります。だから新車を購入するときには慎重になるべきです。表面的には同じ車種で、同じデザイン、年式の車だとしても、前のオーナーのメンテナンスや乗り方によっては変なクセがついていることもあるそうです。車の査定で安くなるにもやはり理由がありますし、そっくり同じでも車の一番大事な中身に何か問題があるかもしれません。安いからといって、なんの躊躇もなく購入することはやめ、走行距離やいままでの履歴などを慎重に尋ねましょう。

もちろん車のプロは車を売る為に色々言ってくるでしょうし、その上あなたの下調べが足らないと、言いなりに買ってしまうこともあるかもしれません。友人の中ですこしでも中古車に詳しい人がいたなら、そういった人のアドバイスを借りて、表面に惑わされない車の選択をしましょう。実際、車の選び方といっても、その人の価値観や車の用途によって違ってくるのは当然ですので、その点は、なによりも本人が何の為に使うのか、それをはっきりしておくことです。

ただし、中古車がすべて悪いという訳ではなく、最近のようにすぐに一つの車がアップグレードされる傾向にある場合には、比較的新しい車でも中古車市場に出てくることがあります。そのため、しっかりした目を持っていれば、自分の車を高値で買い取ってもらったり、良い中古車を格安で購入できる場合もありますので、まずは基本的なことぐらいは学習しておきましょう。

自分がオーナーになるのであったら、基本的な部分は押さえなければいけません。売買の関係がない、車に詳しい人などにアドバイスをしてもらえれば、かなり心強いです。市場価格よりリーズナブルだからといって、即決しないようにあなたの命を預かる大事な車です。