家族で考えるローン
家、自動車、そして教育。実際には家族の収入、資金には限りがあるのに、生活には次々と必要なものが出てきます。最初は余裕で資金計画が立てられると思っていた物が、予期せぬことでそれがうまくいかなくなったりします。たとえ何の問題もなさそうに見えても、最初に立てたローン返済プランが計画通りすすまなかったりします。
そんなときに一つのローン会社に一括で借り換えることで利息を減らすとか、また他のローン会社の商品に借り換えるなどの方法をとって負担を軽くする人などもいるのです。また、家族のある人は、自分だけではなく、家族のことでこれから急にお金がかかってきたり、車のローンよりも教育ローンや保険商品などにお金をかけて、いざというときに備えなければと考えてらっしゃる方も多いかと思います。
一つのローンの返済計画が上手くいかなくなったり、普段の収入に比べて負担が大きすぎると感じるようになったら、家族と相談してお互いに融資し合うとか、車のローンや維持費が払えないというのであれば、中古車の買い取りなどの査定をしてもらい、車を手放すというのも一つの方法かと思います。外部に借りる場合は、必ず利息も必要となりますが、もし内部の資金、つまり預貯金やその他でなんとかなるとしたら、それはそのほうがいいに決まっています。いまの生活にどうしても車が必要な場合は仕方がないでしょうが、もし他の公共交通機関やカーシェアリングなどで用が足りるのであれば、そういった方向にシフトしていくのもいいと思います。
家族の将来にあわせて、融通をきかせつつ、資金を備えましょう。ローンも長期になると、やはり負担額が大きくなりますので、その自動車ローンは早めに終わらせるようにするのが鉄則です。ローンよりも将来の投資にお金を蓄えておかねばならない人は多い筈ですからそうした部分でしっかり家族全体のマネープランを洗い直すことが必要なのではないでしょうか。