車を購入して、自動車ローンに申し込む場合、大きく分けてディーラー系と銀行系のローンに申し込めると思います。ディーラー系のほうが多少金利が高い傾向もありますが、新車の場合、金利がより安いのと、キャンペーン金利などを設定しているときがあるので、場合によってはディーラーローンのほうが有利な場合もあります。そのほかに、これらのローンの審査に通らなかった人でも利用できる、信販系のローンがありますので、もし審査に落ちてしまったらこうしたローンを利用する事も可能です。

ただし金利は高めですので、どうしてもという以外はあまりおすすめできるものではありません。ただ、他に銀行などの借り入れ金がなく、その上いままで多重債務などに陥ったことがない、つまりブラックリストに載っている可能性がないのなら、だいたいの審査は通りますし、数百万円のローンの長期払いでは金利が高くつきますが、余裕をもった返済ができ、月収が低くてもその能力に見合ったローンが組めればそのほうがいいのです。ましてや、自動車ローンのほかに、日常で過ごす、維持するために色々経費がかかってくるのが自動車なので、その点はしっかりと抑える必要があります。

計画的にプランを組んでいきましょう。また、自動車ローンの比較サイトをみると、スタンダードなものだけではなくて、残価設定ローンなど、3年後売りに出すこと、もしくは価格の半分のローンで組んでおいて、数年経った時点で売るかそのまま保持するか考えるプランもありますので、場合に依ってはそうしたプランも利用してみましょう。

ディーラー、銀行系、信販系のほかにも利用できるローンはありますが、くれぐれも金利の計算をしっかりとして、返済計画のもと、破綻しないようなマネープランを考えることが先決なのです。オートローンの審査に通ったからそれでOKではなく、実際はそれからの家計のやりくりを考えるべきなのはいうまでもありません。