実際新車で購入したものでも、3年後に手放すことを想定したローンや、人気車種であまり走っていない車の場合中古車でもかなり高く売れます。もし次の車、思ったよりかかる車の維持費に悩んでいるようなら、車の損切りは早めにしておきましょう。これは年数が古くなるとどんどん価値が低くなるので、見切りは早めのほうがいいのです。

ローンだって、もし36回など、長らく必要になる場合には、総支払い金額も多くなりますから、まずは50パーセントの支払い設定で考えてみましょう。そして資産として価値がでるようなものを選んで数年後に買い替えてもいいですね。最近は自動車だけではなく他の商品のオークションや売り買いが素人さんの間でも取り交わされていて、価値の推移がとてもはやいし、商品のサイクルが早くなっていて、最新鋭のものもすぐに廃れるような世界になっています。そんななかで、大きな買い物を現金でするなんて、ある意味とてもリスキーです。他にレンタルという方法もあるのですから。

車が好きなら好きなほど、どんどん新しいものがでてきたら買い替えして、新しい車が欲しくなるに決まっています。また家族が増えたり、引っ越し、転勤などで移動せざるを得ず、車などを手放すことになるかもしれません。いつも自分を身軽にしておいて、その中で必要な物を取捨選択していくことが非常に大事です。

長く使って愛着をもって大切にするスタイルがあるのも事実ですが、いまは価値があるうちに早く売り抜け、よりよい物を手に入れていくという、株や投資のような考えで車を考えている人もいるのは確かです。お金が沢山ある人、無い人、様々なカーオーナーがいますが、自動車ローンも、そのオーナーになった車の履歴も、その人らしさが垣間見えるので、興味深いものです。車の回転が速い人も、遅い人もその人らしいカーライフを送るため、自動車ローンは慎重に選んでみましょう。比較検討は十分することが大事です。